本講義では、生命現象の始まりである母体内の胎児期と乳児期(新生児期も含む)から高齢期にいたるまでの成長・発達・加齢に伴う身体的・精神的変化、また、それぞれの栄養の特徴や留意点を学習する。
具体的には妊娠や発育、加齢などの人体の構造や機能の変化に伴う栄養状態の推移について十分に理解し、この知識を背景として栄養状態の評価と判定(栄養アセスメント)の基本的は考えを修得する。                                 また、「食」が心身の成長および人格の形成に大きな影響をおよぼし、小児期における健全な食生活がひいては生涯にわたっての健康保持に大きく寄与するものであることを考えることができるようになる。