1.授業概要
(1)現代の貿易問題を理解するために必要な基礎知識を習得します。
(2)国際経済関係とも大きく関わっている現代の貿易を経済学の観点から分りやすく説明
  します。

2.到達目標
(1)経済的の観点から現代の貿易関連の知識と問題点を理解することを目標とします。
(2)貿易論の比較優位理論・取引コスト理論・FTA(自由貿易協定)・WTO(世界貿易機
  関)などの基礎理論と専門用語、貿易基礎を理解することができるようになります。
(3)貿易取引に必要な実務の基本知識を習得することができるようになります。

3.授業計画
(1)貿易のしくみ(1)- 貿易取引リスクと形態、三つの流れについて
(2)貿易のしくみ(2)- 輸送、通関、決済、保険担当者
(3)取引条件(1)- 貿易とマーケティングの関係、取引条件
(4)取引条件(2)- インコタームズ、EXW、FCAなど
(5)取引条件(3)- 品質、数量、支払、引渡、保険条件
(6)輸送(1)- 海上輸送
(7)輸送(2)- 航空輸送
(8)通関(1)- 輸出通関
(9)通関(2)- 輸入通関
(10)決済(1)- 貿易決済の方法と流れについて
(11)決済(2)- ディスクレ、外国為替相場について
(12)保険 - 貨物海上保険、ICC保険、PL保険など
(13)貿易書類の機能と役割 - インボイス、保険証券、信用状など
(14)貿易の理解 - 貿易理論(国際経済理論)、貿易動向について
(15)前期のまとめ

4.教科書
(1)授業時にプリントと資料を配布します。

5.評価方法
(1)期末試験、課題・レポート、授業の取組の姿勢